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保育所等訪問支援は、平成24年4月1日施行の改正児童福祉法により創設された支援である。障がいの有無に関わらず誰にとっても生きやすい共生社会の実現に向けて、「インクルージョンを推進するための後方支援」の役割を担っている。共通認識として、①障がいのある子どもも原則、一般施策の中で育つことが当たり前であること、②インクルージョンを進めるには障がいのある子どもやその家族、受け入れる一般施策のスタッフや障がいのない子どもたちが安心できるよう特性に応じた環境調整や関わり方、集団への働きかけなど専門的支援が必要であること、が確認された(厚労省HPより引用)。


児童クラブこころらぼの保育所等訪問支援事業について

児童クラブこころらぼの訪問支援員は全員(6名)、高度な専門知識及び豊富な臨床経験、児童への教育指導の実務経験(5年から40年以上)を持ち、公認心理師や臨床心理士、教員、保育士などの国家資格を有しています。大阪市の行政より「保育所等訪問支援」を受けることができると判定された対象児童にサービスを提供しております。我々は子どもの意思を尊重し、小学校高学年以上の児童に対して、面識のない先生が対象児童の特定ができないように配慮し、学校等との連携をとりながら訪問支援を実施しております。


保護者の皆様へ

保育所等訪問支援のサービスを受けることができる対象児童は、集団生活で不適応が生じている、または、生じるおそれのあることが要件になっています。もしお子様が園や学校で困っている、或いは園や学校の先生が該当児童への理解や関わり方などで困っている事があれば、遠慮なくお気軽にご相談ください。


訪問先の皆様へ

保育所等訪問支援は、児童福祉法第6条の2の2第5項に位置付けられている、児童発達支援や放課後等デイサービスと同じ「障がい児通所支援」のひとつです。療育の必要がある児童生徒等が保育所や学校等の集団生活の場において、過ごし方に不安がある、お友達と馴染めない、先生方が関わり方に悩んでいる等の困りごとについて、保育所等訪問支援事業所の訪問支援員が、保育所や学校等を実際に訪問し、一緒に考えます。 保育所等訪問支援を利用することで、支援を受ける児童生徒等は安心して集団生活を送ったり、様々な活動に取り組みやすくなったり、できたという達成感・満足感、できるという自信を感じることができます。保護者の方は、保育所や学校等でのお子さんの様子を、訪問支援員から細かく聞くことができます。訪問先と、保護者の方と、訪問支援員とで支援の内容について共有・統一することで、児童生徒等に対して一貫した関わりができることが期待されます(大阪市HPより引用)。

 
 
 

SST(ソーシャルスキルトレーニング)とは、対人場面における必要な社会的スキルの訓練を言います。

社会的スキルについて、様々な先行研究がありまして、共通しているのは自己理解、他者理解、自己抑制、自己主張、コーピングスキル、共感性などが挙げられています。これらのスキルは知識として学び、ロールプレイ等の訓練を通じて身につくことが可能です。その為、良好な人間関係を構築・維持することが極端に苦手な方、特に日常生活で支障が出るくらい苦手な方にとっては、必要な訓練だといっても過言ではありません。しかし、定式化の対人スキルを非日常生活の状況でいくら訓練を受けても般化ができません。限定の状況でしかできないスキルは当然、日常生活では使えません。

本当に役立つスキル、対人ストレスを緩和し、もっと生きやすくなる為には、日常生活の文脈におけるSSTが必要になります。

 
 
 

児童クラブこころらぼにて開催している月一回の無料相談会のご案内です。


▼9月29日(日) 開催


 言葉の促し方シリーズ 第3回「体の発達の促し方」


▼10月14日(祝) 開催


 学校連携シリーズ 第1回「小1問題」



詳細チラシを添付にて送付しております。


ご参加希望の日程がございましたら、相談会前日の17時までにご連絡くださいませ。



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